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ラグビー試合観戦と脳震盪

2018.12.03 | Category: トレーナー活動,医療,日記

こんにちは。

ケアトレ鍼灸整骨院の伊藤です。

 

先週土曜日は診療時間を2時間短縮させて頂き、

ヤマハスタジアムで行われた

ヤマハ発動機ジュビロ×NTTコミュニケーションズの

ラグビーの試合を観戦してきました。

 

筋肉フェチの私にはたまりませんでした(笑)

 

ラグビーの試合で多く見られる外傷は

打撲、捻挫、脳震盪などです。

激しいスポーツですのでその他のケガも絶えませんが

やはり危険性の高いのは脳震盪です。

重症の場合、生命に関わることもあります。

 

そもそも脳震盪とは

頭部に外力が加わった結果生じる、一過性の意識障害、記憶障害をいいます。

意識障害は必ずしも意識消失とはならず、意識の変調もあります。

意識はあるから大丈夫というわけではないんですね。

この障害は可逆的(もとに戻る)もので原則として脳の器質的な損傷は

伴いません。

 

ちなみに日本ラグビーフットボール協会の安全対策マニュアルに

示されている脳震盪の定義では

『グラウンド上で明らかに頭部打撲が認められ、受傷時に応答(意識の状態)、あるいは身体活動になんらかの異常が認められたものは、すべて競技規則にいう脳震盪に該当する』

と示されています。

 

実際、私が観戦した試合でも両チームとも脳震盪によって選手の交代をしたケースがありました。

ラグビーだけではなく、ボクシングやサッカーでも起こりますし、

スポーツの現場に限らず、突発的な事故で起こることもあります。

では、もしもご自分の周りの方が脳震盪をおこしたら、どうしたらいいのでしょう?

 

一般の方にできることは、安静にして休ませること、頭や頸部のアイシングなどです。

私たち医療従事者やトレーナーは意識レベル、呼吸、脈拍の確認、手足の麻痺がないかをチェックします。

加えて状態をみながら簡単なテストや平衡感覚のチェックをします。

とくに頭痛や顔面蒼白があったり、興奮状態のときは必ず監視下に置きます。

 

脳震盪になったことのある方は、前にもなったし、、と軽くみてしまうかもしれませんが

2回目のほうが軽い衝撃でも脳に大きな障害を残してしまう可能性があります。

セカンドインパクト症候群とよばれ、とくに注意が必要な状態です。

 

もしもあなたの周りでそのようなことが起こってしまったら

このブログのことを少しでも思い出していただいて

適切な対応をしてあげてくださいね